安心して復職するために〈社内で初めて産休・育休を取得して学んだこと〉

1.jpg

こんにちは!管理部のまっきーです。
今回は社内で初めて産休・育休を取得したまっきーが、当時を振り返って産休・育休取得者と会社のやり取りや、復職に向けての会社のフォロー体制などについてつらつらと書いていきます。
育休・産休を取得した一社員として、心構えのところや、長期休暇者の不安な気持ち、会社と円滑にコミュニケーションをとるために私が利用した書類などを紹介していきます。
これから産休・育休を取る予定の方はもちろんですが、初めて産休や育休を取得する社員が出てきた会社の方に読んでいただいた場合には、「お休みする従業員はこんなことを考えているかもしれない」という参考になれば嬉しいです。

【この記事の要約】

思っていたより産休・育休前はギリギリまで働けない。「なんでこんなことに・・・」を極力減らすために

産休・育休前「ギリギリまで働くぞ!」と思っていた私ですが、実際は「急に入院になってしまった・・・」と早々に長期休暇をとることになってしまいました。 気だけは元気でしたが、どうしても予測できないことがあります。

昔誰かが「人生には3つの坂がある。上り坂、下り坂、そしてまさか」と言っていましたが、まさにそんな感じです。
自分の体調を健診でしっかり確認。
いつまで働けるか、自分で思っているよりも早く入院することもあるので、部署内での引継ぎなど前倒しで行えるよう自分からも働きかけることが大切だと感じました。

特に、業務を担当するメンバーが自分一人しかない場合は注意が必要です。
既存メンバーへの業務の引継ぎ、もしかすると人員の確保が必要な場合も出てきます。
私の場合も、管理部門のメンバーはもともと少なくてどうなるのか不安でした。

この記事を読んでいただいている方の中にも、今まさにご妊娠中の方がいるかもしれませんね。いろいろなご事情があるかと思いますが、直属の上司には早めに相談して、一緒に今後のことを考える機会をつくると安心です。

2.jpg

急な入院でも安心。出産時にもあってよかった、福利厚生

シーサーの福利厚生では従業員の方の入院や手術(日帰りの小さなものも)に対して給付金がもらえます(手術内容によります)。
幸い入社してからケガや大きな病気もなく過ごしてきたため、保険には無縁でした。
しかし、出産にまつわるトラブルで初めて会社の福利厚生(団体医療保険)にお世話になりました。

いつも従業員には「これとこれをお医者さんに書いてもらって、ここにハンコを押してくださいね~」なんて説明していますが、実際手続きを自分でしたのは初めて。
保険は、やっぱりいざという時に大きな力を発揮しますね!

みなさんの会社ではお見舞金の制度などはどうなっていますか?個人で医療保険に入っていない方もまだまだいますので、やっぱりこうしたお守りのような制度があると助かります。
(何もないに越したことはない・・・)

これからどうなるのかな?という漠然とした不安。産休・育休取得者のこころの中。

他の会社さんでは、長期休暇される従業員との連絡や、定期的な情報発信はどのようにしているのでしょうか。
ちなみに、私の産休・育休中にはこんなことがありました。

  • 代表者の変更
  • オフィスの移転
  • コロナが広がり始める
  • 在宅勤務の推奨
  • 復職のタイミングでコロナ蔓延のため保育園に預けられない

めまぐるしい変化の中、そもそも長期休暇をとったことがない私は
「会社、今どうなってるんだろう」
「自分のやってた仕事、大丈夫かな」
「○○さん元気かな」
と、よく考えていました。

思い描いていた復職のイメージとはとてもかけ離れており、当時は「とにかくどんなささいな情報でも知りたい」と思っていました。このちょっとした疑問や不安を、気を遣うことなく解消できる仕組みがあるといいですよね。
シーサーでは長期休暇者との連絡について特に決まった方法がないのですが、今後のために基本的な部分は整えておく必要があると感じました。
今回は管理部のメンバーが都度いろいろな情報を共有してくれて、本当に安心したことを覚えています。

会社の変化についてはもちろんですが、部署単位での近況報告があると嬉しいですね。

育児に限らず、高齢化に伴って介護での長期休暇もあり得ますし、けがや病気などで入院することがあるかもしれません。
安心して休暇を過ごしてもらうために、会社から長期休暇する人に対して「どんな情報が欲しいか」聞き取りして、定期的に情報発信をしていくことが大切ですね。

3.png

誤解を恐れずに言うと、育休を取得中に「やっぱり会社を退職しようかな」と思う気持ちも理解できます。やっぱり、今まで「日常」だった社会生活が途切れると取り残された感覚があるんですね。
ここを少しでも緩和できるように、ケアをしていく必要があるのではないでしょうか。

「一緒に働けることを楽しみにしてくれている人がいる」

そう感じることができると、復職に向けての話し合いも前向きに進むように思います。
コロナでなければ、きっともっと頻繁に会社に出向いたり、復職に向けて直接上司とお話しする機会があったと思うんです。
これからはオンラインでも交流が可能な時代です。むしろその方が気軽に出歩けない育児中にはちょうど良いかもしれません。

私も、次回長期休暇を取得する人が出てきた時は、その方が安心してお休みできるような機会や情報を提供できるようにしたいですね。

産休・育休復帰後のイメージを早めにつくる

産休・育休を取得される方はもちろん、その上司の方も、長期休暇が明けたあとのことをどのくらいイメージできていますでしょうか。

このあと少し書いていますが、私の場合は「産休・育休復帰支援面談シート」なるものを活用して、いつまでに何をしないといけないか文字でおこして部長と共有しています。
それとは別に、ルーチン業務がある人や自分しかやっていない仕事がある人は、日ごろから誰に見せるでもないですが自分の業務マニュアルを一つ作って、常に最新バージョンにしておくことをおすすめします。
いつ体調が悪くなるか…それは妊娠中に限らずどんなときでもあり得ますもんね。

さて、みなさんの会社では産休・育休を取得される方に向けてどのようなサポートをされてるでしょうか。
シーサーでは産休や育休を取得した社員がそもそもおらず、私自身復職後のイメージが持てずにいました。
そこで、お世話になっている社労士の先生にアドバイスをいただきながら、部長と一緒に「産休・育休復帰支援面談シート」を作成していきました。
※こちらの厚労省HPから「産休・育休復帰支援面談シート」のひな形をダウンロードできます。
部長と作成した面談シートの一部を抜粋するとこんな感じです。
(対象従業員=私です。)

スクリーンショット 2021-05-10 134024.png

社内に同じ業務ができる人が複数人いることが理想ですが、そうもいっていられません。
業務の棚卸しからスタートして、もともとあった業務マニュアルを更新していきました。
並行して中途採用も進めました。

そして、育休から復帰するにあたっては、部長と下記についてやり取りをしました。
■復職後はどんな業務をどこまで担当するのか
■復職後は時短にするのか
そして、感染症対策でもありますが”在宅勤務”という選択肢も提案いただきました。これはとても大きかったです。

保育園に通えるか決定したのは当初復職予定の2ヶ月ほど前。色々と復職後のことをイメージできたのは復職直前でした。
育児中もですが、けがや病気で入院中はなかなか先のことまでイメージできないですよね。
支援プランとして文字にしたり、業務の棚卸しをしたり、効率化できるところを考えてみたり...休暇前はとても濃厚な数か月でした。

最後に

今後長期休暇をされる人が出てきた場合は「自分の時にしてほしかったこと」「してもらって嬉しかったこと」を提供できるよう努めたいです。
悩み事の相談はなかなかしにくいかもしれませんが、「困ったときはこの人に聞いてみよう」と思ってもらえるような存在になれるよう、私自身がんばりたいです。

復職後のこともいろいろ書きたいところですが、ボリュームが増えてしまいそうなので今回はここまで。
育児と在宅勤務の相性はとても良いと感じていますので、また別の機会に記事にしたいです。
紙系業務の多い労務担当者として、いろいろなことを効率化してみているところです。

それでは、次回のSEESAA's BLOGでお会いしましょう!